【歯磨きで寿命が延びる!?】猫がハミガキした方が良い本当の理由が判明…!

猫の歯磨きで寿命が10%延びるらしい

 

キャットブリーダー沢辺
キャットブリーダー沢辺
どうも!キャットブリーダーの沢辺です!

今回は、猫ちゃんの寿命に直結する!なんて言われている、「歯磨きケア」についてご紹介していこうかなと思います!

 

 

意外と見落としがちな猫ちゃんの歯磨きですが、

実は、普段から歯磨きやお口のケアをして、常に清潔な状態を保ってると、寿命が10%以上伸びるなんて言われています。

 

「適当言ってんじゃねーよ」って思いますよね…(笑)
実はこれ、人間も同じことが言えるみたいで、

それが 糖 尿 病 です。

全然関係なさそうに思えますよね!

 

でもこれ、歯周病が関係してる…なんて言われたりしてます。

たしかに、咀嚼回数を多くすると、認知症の予防になる!なんか一度は聞いた事ありますよね。

 

 

そこで今回は、人間も猫も深く関係している、歯」と「寿命」の関係性について、予防例なんかも交えながら、詳しく深掘りしていこうかなと思います!

 

 

「猫の歯磨き事情」

 

まずは、猫の歯磨き事情からご紹介していこうと思います!

実際、「猫の歯磨きって全然イメージ湧かないよ…」って方の方が多いと思うんですが、
そもそも、「歯磨きやろうとしてもやらせてくれないし、本当に必要なの?」って思いますよね…

そもそも野生のトラやライオンは歯磨きなんて概念ないし…
これは皆さんだって薄々感じているはずです。

 

でも実は、歯磨きケア歯周病なんて言われ始めたのはイエネコになってから多くなった…なんて言われています。

そもそも食生活が野生のころとは全然違うから…ってことなんですって!

 

キャットブリーダー沢辺
キャットブリーダー沢辺
しかも、猫って、食べ物を食べる時は、ほぼ丸のみで食べてる!って知ってました??
バリバリ言わせながら食べてるよ!って子もいると思うんですけど、ほぼほぼ丸のみらしいです!

 

これは諸説あるんですけど、丸のみで食べるのは、「他の動物に横取りされないため」なんて言われています。

野生で生活してる時に、ちぎりながらちまちま食べてたら、他の動物に横取りされちゃいますからね…。

 

 

それと、そもそもの猫の歯の構造上、人間のように咀嚼してすり潰したり砕いたりする歯が無いから…とも言われています。

実際、猫の歯を見てもらうと、すり潰すより、ちぎる為の歯尖ってる歯が多いですよね!

 

なので、丸のみで食べちゃう行動自体は、肉食動物ならではの行動なので、ご先祖さんの名残りだと思ってもらって良いと思います。

特に猫にとっては丸のみでも全然問題ないみたいですよ!

 

たしかに、ちぎって丸のみしていた野生の生活から、食べやすい大きさ、ちょうど良い柔らかさのウェットフード・ドライフードが主流になっていってるので、人間と同じで、いわゆる現代病に近いものだと思ってもらって良いかもしれませんね!

 

で、結論、猫に歯磨きは必要なの??ってところなんですけど、

「絶対にやっておいた方が良いです!!」

 

で、そうなると今度は、「歯磨き」ですよ!

猫からしたら、たまったもんじゃ無いですよね…(笑)

 

 

歯磨きしておいた方が良い理由
(しないとどうなる?)

 

でも実際、放っておくと長生きできないかもしれないですよ…。

 

冒頭でもお話しさせてもらった、歯と寿命の関係性ですが、普段から歯磨きしてると寿命が10%以上伸びる!なんてお話しも、歯科協会のサイトから引用させてもらいました。

結構いろんなサイトでデータとして出ているくらい確証のあるお話なので、この歯と寿命の関係性はすごく深いんだと思います。

 

歯周病の危険性

で、結局猫が歯磨きしないとどうなっちゃうのか…。
まず、「歯周病」になります。

2才以上の猫ちゃんの8割以上が「歯周病予備群」なんて言われています。

キャットブリーダー沢辺
キャットブリーダー沢辺
え…、いやほとんどじゃん…!
って僕も最初聞いた時思いました…。

 

この歯周病予備群の見分け方として、通常、歯茎はピンク色なんですけど、歯の根元の周りが少し赤くなっていると、歯周病の1歩手前の「歯肉炎」のサイン。
お口周り触れる子ならちょっと確かめてみてください!

 

で、歯周病に発展すると、歯が抜け落ちちゃったり、歯茎が痛くてご飯が食べられなかったり…日常生活にも影響が出てしまう事もあります。

 

歯石が付いてたら要注意!

次に、「歯石・歯垢」ですね。

先程の歯周病と一緒になりやすいのが「歯石」です。

厳密には、
歯垢が付き始める → 歯石ができる → 歯周病歯肉炎に発展する
ってイメージですかね!

 

歯石になると、口臭の原因にもなりますし、最悪、歯茎が腫れて、ほっぺた貫通して穴が開いちゃうなんてケースも見たことがあります…。

ここまでいってしまうと、動物病院さんで麻酔掛けて処置、なんて大がかりな事に発展しちゃう可能性があります。

 

なので、そうなる前に猫もお口のケアを頻繁にやってあげた方が良いってことですよね!

 

冒頭でお話しした、口内環境を健康に保つだけで、寿命が延びる!ってお話しもそうなんですけど、歯磨きとか口内環境のケアをするだけで、他にも色んなメリットがあります。

 

でもあんな鋭い歯で待ち構えられてるのに、指突っ込めるはずないじゃん…!

キャットブリーダー沢辺
キャットブリーダー沢辺
そうですよネ…。
正直、僕も猫の歯磨きはちょっと苦手です…。(笑)

 

 

歯磨きの練習方法

 

なので、ここからは猫ちゃんに負担が少ない歯磨きの練習方法をご紹介していこうかなと思います!

 

実際、猫ちゃんに、「歯磨きさせてください!」って、口周り触らせてくれる子…どのくらいいるんでしょう?

ほぼ9割の猫ちゃんは「いやっ!!」って言うと思います…。

なので、ホントにここに関しては、練習あるのみです!!

 

練習方法1 ほっぺたを触る

まずは口周りを触られる事に慣れてもらう必要があるので、ほっぺたを触れない猫ちゃんは、そもそも歯磨きできません

まずはコミュニケーションの取り方から見直してもらうと良いと思います!

 

 

練習方法2 歯茎を触る

頬っぺたの次は、歯茎です!

綿棒で優しく触ってあげてください。

ちょっと気持ち悪いと、「プイ」っとしちゃうかもしれないですが、コレが30秒くらい続けられれば次のステップに進んでOKです!

 

 

練習方法3 歯磨きシートで歯を触る

ここまで来たら本格的に歯磨きのスタートです!

市販の犬猫用の歯磨きシートから試してみてください。

まずは犬歯から。
奥歯もやらせてくれる子なら、徐々に範囲を増やしてあげてください。

 

 


ここまでできたら、専用の歯ブラシで歯磨きもスタートしてみてください!

 

ここまでは、歯磨きを簡単にさせてくれる子をメインでご紹介させてもらいましたが、正直これはもう茶番です…。

 

実際、歯磨きできるに越したことはないですが、

ほとんど…いや、9割以上の猫ちゃんは「できない!」って思ってもらった方が良いと思います…!

 

 

おうちで簡単!口腔ケア方法&オススメグッズ

 

ここからは、歯ブラシ・歯磨きをしなくても、歯石・歯垢を付きにくくする、めっちゃ簡単にできる「猫の口腔ケア」の方法とオススメグッズをご紹介していきます!

 

 

いつも飲むお水でケア

まずは、いつも飲むお水をひと工夫して歯石、歯垢を付きにくくする方法!

 

KPS マウスクリーナー
ネコ用のマウスクリーナーのスターターサイズ! お水に入れるだけの簡単ケア!

 

それがコレ!
めちゃめちゃ王道で昔からある、KPSさんの「キャットマウスクリーナー」です!

 

いつもの飲み水に入れて、それを飲んでもらうだけで口内環境を整えてくれて、かつ、歯石・歯垢が付きにくいようにコーティングしてくれるので、手軽さで言えば、やっぱりこのマウスクリーナーが一番ですね!

 

ただ、デメリットとして、普通の置き皿であげてるご家庭なら大丈夫なんですけど、自動給水器を使ってるご家庭は、ろ過されて効果なくなっちゃうので、気を付けてください。

 

 

ハミガキサプリ

 

ハミガキサプリ
歯磨きが苦手な猫ちゃんも、口内に直接プッシュするか、飲料水に添加するだけ!

 

次に、今流行りの「ハミガキサプリ」です!

これもいつもの飲み水に入れるだけの簡単なケア商品なんですけど、実はもうワンステップ。

口に直接ワンプッシュ
これをやってもらうと、口臭めちゃめちゃ減ります!!

効果が早い子で2、3日、長くても1週間で口臭がピタッとおさまります

 

って言うのも、このハミガキサプリ

フルボ酸エキス」っていうのを配合していて、口内環境を良くしてくれるだけじゃなくて、抗菌効果も持続してくれるので、虫歯菌とか歯周病の予防効果がめちゃめちゃ高い!って言われています。

 

先程の、お水に入れて予防も良いんですが、もうワンステップできる猫ちゃんでしたら、このハミガキサプリがめちゃめちゃオススメです!

 

 

おやつでケア

続いて、オススメグッズ3つ目!

 

デンタルバイツ
毎日のケアおやつにおすすめです! 毎食のお食事に数粒づつ混ぜてるだけで効果あり! 動物病院で話題の製品がおいしいおやつになって日本新登場!

 

今度は視点を変えて、いつもあげるおやつでケア
デンタルバイツ」です!

 

おやつでケアって言うと、代表的なメーカーさんを皆さん一度は見たことあると思います。
グリニーズ」ですね!

 

 

おやつとかオモチャでケアってなると大体が噛んで歯石・歯垢を予防しましょうね!っていう物がほとんどで、ワンちゃんならそれでも良いんですけど、冒頭でお話しした、「猫って丸のみしちゃうからね…」っていう話とは、ちょっと矛盾してますよね…。

 

噛んでくれる猫ちゃんはこういうグリニーズのようなケア方法が向いていますが、丸のみで食べちゃったり、効果があんまり…って猫ちゃんはこの「デンタルバイツ」がオススメです。

 

「これも結局、噛んでケアするんじゃないの??」
「なんだ一緒じゃん…!」

そんな声が聞こえてきそうですが、このおやつは、食べてから本領発揮します!!

 

って言うのも、このデンタルバイツに入ってる海藻成分が体に吸収されると、唾液の分泌量が増えたり唾液成分が抗菌効果口臭・歯垢を軽減してくれるんですよ。

1日2、3粒をおやつ感覚であげるだけなので、猫との距離も縮まりつつケアも出来る、良いコト尽くしですね!

 

ただ、1個デメリットをあげるとしたら、「猫って海藻苦手な子が多い」って言われています…。

おやつになってるのでほとんど大丈夫って言われてるんですが、(うちの子達もムシャムシャ食べてくれてるので大丈夫だと思うんですけど…)味が好きじゃなくて、食べてくれない子が一定数いるみたいです…。

 

キャットブリーダー沢辺
キャットブリーダー沢辺
お魚系のおやつとかフードが食いつき良くないな…なんて猫ちゃんはもしかすると食べない可能性があるので、慎重に選んでもらった方が良いかもしれないです!

 

 

デンタルバイツ (ふりかけバージョン)

って言っておきながら、この会社さん、めちゃめちゃそういうのをすぐ対応してくれて、実はこの間、ご飯にかけるだけの「ふりかけバージョン」が登場しました~!

 

デンタルバイツ(ふりかけ)
口内環境や歯と歯茎の健康を「毎日のご飯にふりかける」だけ!

 

一応同じ成分なんですけど、より食べてくれるように改良されているみたいなので、心配な方はこっち選んでもらうと良いと思いますよ。

 

フードで体の中から改善

 

 

ブリスミックスシリーズ

続けて、口腔ケア
オススメグッズは…

 

ブリスミックスシリーズ
尿路疾患や口臭ケアで迷ったらコレ! 高たんぱく・低カロリーフードなので、肥満が気になる猫ちゃんや避妊・去勢後のフードの切り替えとしてもおススメです!

 

いつも食べるキャットフードで予防、「ブリスミックスシリーズ」です!

 

以前に「オススメのキャットフード紹介」でもオススメさせてもらった、ブリスミックスなんですが、口コミとか、いつも購入してくださるお客さんからの感想で一番多かったのは、「便臭が少なくなった!」で、その次に多かったのが、「口臭が減った!」だったんですよ!

にゃんラボ

目次 1 結局うちの子には、どのフードが合ってるの!?1.1 キャットフードを比べる時の基準 -価格で比べる-1.2 キ…

 

前にご紹介した時に、なんか口臭減った気がするな…。

「あっ!口腔内善玉菌配合って書いてあったわ!ラッキー!」 とかって軽く流してご紹介しちゃったんですけど、この恩恵、結構バカに出来ないです。
お腹と一緒で口の中にも、「善玉菌」と「悪玉菌」がいるらしくて、あんまりハミガキしてなかったり、季節の変わり目で免疫が落ちてきたり、不規則な生活をしてたりすると、口内の細菌のバランスが崩れて、口臭とか、歯周病の原因になっちゃうんですよね。

 

なので、それを、いつも食べるフードで改善しましょうね!って言うのがこの「ブリスミックス」のシリーズになります。

 

普段値段の高いご飯ってあんまりオススメしないんですけど、このブリスミックスは、ほんとにお値段以上だなって感じです!

 

 

 

いかがだったでしょうか?

今回は、意外と見落としがちな猫の口腔ケアについてご紹介させてもらいました!

 

 

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