猫に水道水を与えても大丈夫?猫の水分補給と対策をご紹介!
猫は元々給水量が少ない動物。そもそも水道水を与え続けても良いのか不安や疑問に思うこともあると思います。
結論…
水道水は与えても全然大丈夫!
けれど、与え方には工夫が必要…。
※水を飲んでもらう工夫 参照
1.猫と水分補給
猫が水を飲まないときに気になるのが「脱水症」です。水はどんな栄養素よりも大切で、体の50~60%は水でできているといわれています。脱水症になると、食欲の減退や、動きが鈍くなったりすることがあり、命にかかわる状況になってしまう場合もあると言われています。特に猫はお水をあまり摂取してくれません…。水分不足にならないようにするには飼い主さんはどういう所に注意しなくてはいけないのでしょうか!
子猫の場合、下痢・嘔吐によって水分不足になりやすく、体力もないので成猫よりも重症化する傾向があります。水分が摂取できていない場合は、いつものドライフードをお湯でふやかして水分を多めに摂ってもらったり、ドライフードにトッピングでパウチや缶詰等の水分が多く含まれているご飯等で工夫してあげるのも一つの方法です!
猫の1日の給水量
猫ってお水をだらだらと飲んでいるので、どのくらいを1日の目安にすれば良いか分からないですよね…。
猫の1日の給水量の目安は、
成猫で100ml~150ml
子猫で50ml~100ml
が目安になります!ただ、猫によって個体差があるので、メモリ付きのボトルの給水器等で日々チェックしていただくのも良いと思います!
2.水を飲んでもらう為の工夫
実際にお水を飲んでもらうための事例をご紹介します!
まずは飲む環境を整える工夫をしてみましょう。水を飲むことは、水分補給として大事なことです。冷たい水よりぬるま湯の方が飲む猫もいますので、愛猫の好みに合わせるのもひとつの手段です。できるだけ今までの環境を変えないことも必要ですが、好みに合わせて変えてみましょう。
2-1.新鮮な水を用意する
猫は新鮮な水を好む傾向にあります。水をまめに取りかえて新しい水を用意してみましょう。また、動くものにも興味があります。蛇口から流れる水を飲む姿はよく見られますが、可能であれば、自動で流れる自動給水機にするとたくさん水を飲むようになる場合があります。
おすすめ自動給水機
自動給水機って常に流れているので、寝てる時やご自宅での休息の時にお水の流れてる音って意外と気になるもの…。この自動給水機はとにかく静か!寝室やリビングでもお使いいただけます!
2-2.容器を用意する
最近は、あまり水を飲まない猫のために作られた容器も販売されているほど、容器も注目されていますが、大切なことです。実用面からしますと、軽いプラスチック製のものは汚れやすくひっくり返ってしまいますので、重めの陶器やステンレス製のものがオススメです!
大きさは、成猫の大きさに合わせて選ぶと、最初から同じ器をずっと使用することができるため、しつけにもつながります!子猫時期でも小さめの食器はご用意いただかなくても良いでしょう。
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2-3.飲み場を変える
水を飲んでいないようであれば、水を置く場所をいつもと変えてみましょう!常に用意していつでも飲めるようにしておくことが必要です。人通りが激しく落ち着けない…。テレビの音がうるさい…。などなど。ご飯の置き場所と関連して、水が飲みたいときにすぐ飲むことができるのかということも重要です!
また、飲みたくなったときに、近くの観葉植物の受け皿に入っている水を飲んでしまうこともあります…。できれば飲みやすい場所に新鮮で清潔な水を用意しておくことが重要です!
3.飲ませてはいけないもの
そして本題の、猫に水道水の水をあげても良いのか…。
結論!全然問題ありません!
ですが、反対にミネラルウォーターをあげた方がいいように感じますが、ミネラルウォーターは、マグネシウムやカルシウムなどが多く含まれています。この成分を取り過ぎますと、尿路結石や泌尿科系の病気の原因になることもあるので要注意です!
猫には通常の水道水、浄水機のお水で大丈夫です!また、いつもと違う匂いのする水を飲まない場合があります。水を購入している場合は、メーカーが変わると飲まないこともあります。水道水はいつも変わらない匂いや成分なので水道水が一番手っ取り早いと思います!
4.水を飲まないときは
食事にウエットタイプのフードやパウチを与えて水分補給していただくのが手っ取り早くおススメです!ただ、工夫をしてもまだ水を飲まないときは、病気などほかに原因がある場合があるので注意が必要です。
しかし猫の気分的な問題で、たまたま飲まないという場合も考えられるため、医者に行くことを悩むこともあります。そんなときにはまずペットショップやブリーダーに相談してみましょう。何かあったときに備えて、事前にそのようにすぐ相談できるところを確認しておくのも必要です。
ウェットタイプのオヤツおススメ
いつものご飯のトッピングや匂い付けで使用していただくのがオススメ!
子猫時期は単体であげてしまうと、味をしめてしまい、嗜好性の高いウェットフードしか食べてくれなくなってしまう事も…。あげ方に注意してもらえればすごくおススメの商品です!
猫は元々お水を飲まなくても生きていける体?
猫はもともと砂漠や森林で暮らしていた動物のため、自ら進んで水分補給することを得意としない動物です。しかし日本は砂漠のような暑さと違い、ジメジメした湿気のある脱水をしやすい気候です。定期的に水分補給をしないと毒素の排出ができず、病気をひきおこす原因にもなります。
まとめ
今回は、猫の水分補給についてご紹介でした!生きるために一番大切なお水。ご飯をきちんと管理しながら、毎日適切な量の新鮮なものを与えるようにしましょう!健康維持のためにも水の管理をしっかりとしていくことが重要です。水を与える場合には、ただ与えているのではなく、知識を持って生活をすることで、健康をより一層サポートすることができます!猫への与え方を工夫しながら楽しんで世話をしてみましょう!